日蓮大聖人さまが説かれる現世が安穏とは決して苦がないことではありません。

苦楽は表裏一体不二のものです。

こう考えるならば、苦の中にこそ真の喜びを見い出すことが仏さまの教えの大事なところなのです。

 

「らく(楽)」という言葉を見てください。

「ら」の下には「く」、つまり「苦」が付いているではありませんか。

 

日々、生活していく中で、悩みや苦労はつきものです。

しかし、その苦悩の中で生きているからこそ、この苦悩を取り除き、より良い生活、より良い毎日が過ごせるように思考(文殊菩薩の智慧)をはたらかせ、

また霊断法による指導にもよることで実働(普賢菩薩の勇気と行い)し、素晴らしい人生を送ることができるのです。

 

このお言葉は、私たちへの大聖人さまからの人生にくじけず負けるなという激励のお言葉なのです。

 

 

平成28年11月1日