空が晴れれば、地面が明るくなることは道理です。

逆に、空が曇れば、地面が暗くなります。

 

同じように、人の心が晴れやかであれば社会も明るくなり、

人の心が曇(暗)けらば、社会もまた暗雲となることでしょう。

 

私たちは、自分自身のためにも、社会のためにも、晴れやかな心を持つことが大切であり、

またその心を持たなければなりません。

 

このご遺文は『観心本尊抄』の一節ですが、

書名が示すように「観心」とは「心を観る」ことであり、「ご本尊(お釈迦さまや諸天善神など)」との関係を示しています。

 

まず、私たちの心には、すでに諸天善神さまがおられます。

そして、心中の諸天善神さまの存在を知ることが慈悲の世界(人に対する思いやり)に通じるとともに、

これを信じられれば、法華経の守護神の中に生きること(諸天善神さまのご守護を授かると同時に運気を上げる)になるのです。

 

晴れやかな心は、人としての正しい姿によって導かれ、育ちます。

その正しい姿を持って人と向き合い、育てあい、そして社会情勢を明るく晴れやかにしていかなければならないのです。

 

 

平成28年4月1日