主・師・親とは、お釈迦さまに備わった三つの徳のことです。
- 「主」とは秩序
- 物事の正しい順序。正しく、勇気を持って行動すること。
- 「師」とは智慧
- 正しく物事を認識し判断する能力。事の道理や筋道をわきまえ、正しく判断する心。
- 「親」とは愛情
- 人や物を心から大切に思うあたたかい気持ち。いつくしみの心。
お釈迦さまはこの三徳を悟られ、世の中を安穏な社会へと導き、生きとし生けるものへ、この三徳を授けたいと願われました。
この願いを素直に受け止め、自らもこの三徳を備えたいと祈ることこそ、世界平和・平穏な日常(泰平な世)生活があるのではないでしょうか。
また、災害が起きてもいち早く、手を差し伸べていただけるのではないでしょうか。
そして、この姿が合掌なのです。
平成27年10月1日