会社や家族、隣人や同級など人と人との交友関係はさまざまなつながりがあります。
そして、その中においての人の役割(現代の社会や情勢)もさまざまあり、それに伴う行動も、またさまざまな形があるでしょう。
人は、はたまた人を突き動かす原動力とは何か、それは感動であり感激(感謝)ではないでしょうか。
以前、ベストセラーになった小説の一節です。
「目あれど美を知らず、耳あれど楽を聴かず、心あれども真を解せず、感激せざれば燃えもせず」
(黒柳徹子さんの自伝小説『窓ぎわのトットちゃん』より抜粋)
法華経には「随喜(人の善事をみて喜び・感動を得ること。また、心からありがたいと感じること)」という言葉が随所にでてきます。
仏さまの教えを聞いた衆生(いろんな国の人々)が感激し、修行の志を懐く(馴れて親しむこと)瞬間です。
その時の心持ちは、100㌫仏さまに心を開き、素直に随順する気持ちになり、高ぶる状態になっていくのです。
自分自身、目標を立てたなら、それに向かって真っすぐ素直に飛び込みましょう。
そして、目標をたてたなら、その目標を達成するために細かい目的を決めましょう。
この目的を一つひとつ達成していくことに自分自身がたてた目標が近づき、最後に達成できるのです。
それがやる気に「スイッチ・オン」する秘訣なのです。
令和2年も残すところ、後1カ月となりました。
今年たてた目標・目的は達成できましたでしょうか?
できていなければ来年、できていれば新しい目標を立ててみてはいかがでしょう。
人生、やる気がでてきます。
令和2年12月1日 法修山一心寺