茶道、華道、書道、柔道、剣道、弓道など。

日本古来の伝統文化やスポーツなどには「道」という文字が付くものが多くあります。

そしてこれらに共通する多くは、その道の奥義を極めようとする求道心が伴っているということではないでしょうか。

 

その道を求め極めようとするその鍛錬の中で、おのずと技も磨かれ向上していき、さらに心も強くみがかれていくのです。

ところで、この奥義にたっするためには、みずからが身心もろともにその道の世界に飛び込み、

一体化(技術の上達と道をきわめようとする向上心)を目指さなければならないことでしょう。

これすなわち仏道で説く「しん」に通じるといえるのではないでしょうか。

 

みち」は「しん」によってたっするのです。

「信」とは「信仰」、その道を信じて進むこと、また極めることとをいいます。

本当に自分がしたい、させてもらいたいと思うことができ、それ(道)に向かって進む(邁進)する事こそ信仰、

すなわち求道なのです。

 

上文の『法華ほっけ題目鈔だいもくしょう』は、表題が示す通り法華経の題目である南無妙法蓮華経に具わる功徳(根本)、

そしてそのお題目を唱える人の功徳(信=信心、信仰)によっておのずと道が開けると説かれています。

そして、これには疑うことなく、素直な心・一途な心(行い)が大事であり、

「正直」と「信心」が備わってこそ真の道(教え=奥義等)が目の前に現れるのです。

 

9月はお彼岸です。年の初めにたてた目標や計画を、ちゃんとできているか、行っているか今一度振り返ってみてはいかがでしょう。

できていなければ、今からでも初めて見てください。自ずと道は明るく開けてきます。

 

 

令和元年9月1日 法修山一心寺