昔、ある村に「三年峠」と呼ばれ恐れられた峠がありました。そして、その峠で転ぶと3年しか生きられないというのです。

そこで、みんなは注意しながらその峠を歩いていました。

ところがある日、男がその峠で転んでしまったのです。

男は「俺はもう3年しか生きることができない」といい、なげき悲しみました。

しかし、そこへ別の男が現れ「もう一度峠へ行って、今度は10回でも20回でも転べばいい」というのです。

「逆に考えれば1回転べば3年は確実に生きられるということ。それなら転べば転ぶほど、その分長生きることができるぞ」と。

 

 

物事は受け取り方次第です。

人生において、ピンチ(悪い出来事・行い=行動)の裏には必ずといっていいほど同じくらいのチャンス(い出来事・行い=行動)が用意されているのです。

目先に起こった悪い出来事ばかり考えていると、次に用意されているであろう善い行いに気づかないものです。

 

そればかりか、悪い出来事が何故起こったのか、そればかり考えてしまい、その事から思考が離れず、

頭の中で「なぜ起こってしまったのか」とそればかり考えてしまい、負(マイナス)の思考ばかりがグルグルとめぐり、悪循環にとらわれてしまいます。

そうなれば、頭(思考)や心は先に進むことができず、さらに迷いに迷って、今まで以上に悪い出来事が起こってしまうようになります。

これでは、いつまでたっても善い事は起こらないでしょう。

 

そうならないように、少しだけ考え方や目先や見方を変えてみることが大事なのです。

これが、先に話した「物事は受け取り方次第」ということなのです。

 

 

令和の時代になり、さらに世の中(現世)は変わってくることでしょう。

それも、過去世よりもかなり早い時間(スピード)で変わってくるのではないでしょうか。

今の時代において生活していく中で、物事は善い方向へと考えていくことが、大切になってくるのではないでしょうか。

 

 

令和元年8月1日 法修山一心寺