皆さまは、宇宙ステーションを肉眼で見られたことはありますか。

著者は先日見ました。地上から約400キロ上空の宇宙空間を飛んでいる物体を、望遠鏡も使わずこの目で見た時は感動しました。

針の穴よりも小さい点が白く光って、すーっと移動して行きました。

 

その時ふと思いました。遥か彼方、宇宙の物体を見ているこの目は、目の一番近くにある眉を見ることができないと。

何とも不思議であります。

 

私たちは、他人のことはよく云々うんぬん(あれこれ批評すること。とやかく言うこと。口をはさむこと)しがちです。

しかし自分自身のことはいったいどうでしょうか。

 

ある方がこんな句を詠んでいます。

「自分のことは棚に上げ、やたら他人の棚卸たなおろし」

 

自分のことを棚に上げ、他人に偉そうに指導する人はどこにでもいます。

その人自身が他人にとって人生(生活や仕事・対人関係など)の模範となる姿ならばよいのですが、

自分自身のこともできていないのに、他人にあれやこれやと言うのはどうでしょうか。

 

日蓮大聖人さまは、お釈迦さまの本心を正しく理解していない人が、早く過ちに気付いて、正しい教え(正法)を学び、そして人の見本となる、

つまりは教え(人生についての教訓など)を人に話せるようになってくださいと、語られています。

 

まずは、自分自身を見つめ直し、

そして人に対してどのようなことでもいいから教えられるよう、邁進していかなければならないのではないでしょうか。