「一犬きょに吠ゆれば、万犬じつを伝う」ということわざがあります。

一人がついたうそも何万人というたくさんの人が言えば本当になってしまうというものです。

 

 

嘘というのは、じつに簡単に広がってしまいますが、真実はなかなか伝わり(広がり)ません。

なぜなら、嘘とは人の耳には心地よく、真実は辛口からくち(自分自身に当てはまること)が多いからです。

しかし、辛口の中にはかて(成功する方法やその為に行わなければならない行動)になる言葉が多く含まれているものです。

辛抱しんぼうして辛口の言葉に耳を傾けてください。

本当は、もしかしたら実はあなたのことを心配して勇気をふるって言ってもらえた言葉ではないでしょうか。

 

 

法華経は最も信じ難く理解し難いお経。

それはこの経には有限な凡夫の智慧で無限なる仏の心をつかもうとする挑戦が説かれているからです。

混迷する現代の指針はすなわちこの法華経。

しかし、人々はこの挑戦を避けて目先の安易な教えに付こうとします。

それが返って過ちとなることに気付いていないと大聖人さまはこのご遺文いぶんの中で嘆かれています。

 

 

体が曲がれば当然影も曲がるが如く、教えという本体が曲がれば人々も曲がった方向に導かれて行く。

正しい方向に行かず間違った不正の方向に導かれてしまう。

 

現代の生活をしていく(生きていく)うえで、気を付けなければならないことです。